Angel Beats!(エンジェルビーツ)をネタバレ控えめに紹介する

 

オリジナルアニメ。全13話。ギャグ多め+感動系。

学園が舞台。銃器などを用いて戦うが、一般生徒は巻き込まないようバンドで陽動を起こしたりして、戦うのは天使とのみ。

しかし血がドバっと出たりするので苦手な人は注意。

 

あらすじ

夜の学校の屋上で目を覚ました主人公の男子高校生、音無は記憶を失っていた。近くにいた少女ゆりは、校庭に向けて銃を構えたまま、音無に「天使」と呼ばれる少女と敵対する組織、「死んだ世界戦線」に勧誘する。

 

ここは死後の世界。死ぬような目に合うことはあっても、死ぬことはない。しかし普通に学園生活を送ると消えてしまうので、テロ活動を行ったりして天使に抗っている。

ゆり達とそんな生活を送っていく中で、ある日一人の少女が大勢の目の前で消えた。消失は天使によって行われるものと思われていたが・・・。

 

キャラクター

個性豊かなキャラが男女共たくさん登場します。

しかし人数が多すぎて全員は覚えられないと思うので、とりあえずこの5人を覚えておけば大丈夫でしょう。

音無:普通の男子高校生。主にツッコミ役。最初はゆりたちに協力するのは記憶が戻るまでと決めていたが、徐々に仲間意識が芽生えていく。

ゆり:死んだ世界戦線」のリーダー。メンバーの指揮をとったり、作戦を立案する。勝気な性格で周りを巻き込むが、仲間たちからの信望は厚い。

天使:生徒会長。小柄な少女だが、顔色一つ変えずにゆりたちの攻撃を迎撃する力の持ち主。冷静で感情表現が乏しい。

日向:音無の親友ポジ。いい奴でムードメーカー。ユイとはケンカするほど仲がいい関係。よく被害にあっている。

ユイ:ガールズバンド「ガルデモ」の大ファン。可愛い見た目で元気いっぱいな年下系。だが口は悪い。

 

人数は多いので、好きなキャラが誰か一人は出てくると思います。

野田と藤巻は同じように音無に突っかかってくるので、どっちがどっちだかわからないことがよくあります。とりあえず髪の色かハルバート持ってるかどうかで見分けるしかありません。

 

見どころ

アクションシーンが良い。よく動く。日常パートでもよく動く。バンドシーンは作画がすごい。

キャラが賑やかで、わいわいしてるのもいいですね。

 

問題点

ギャグのノリは人を選びます。あと、ゆりの横暴さに耐えられるかどうかですね。でもいい子なんですよ。リーダーだからこそしっかりしないといけないし、目的のためには手段を選ばないだけで。最後の方になったらどんどん良くなっていくので!

 

尺が足りない

テンポは良くどんどん話が展開していきます。でも展開が急だと思うことも。

直井の話は唐突に終わった印象。もう1話くらい使ってほしかった。

「やんよ」のところも仲いいのは知ってたけどいつの間にそんなに好きになってたの!?と言う感じで唐突感が否めない。だがエピソード自体はとても良かった。

あと終盤の展開もいきなりな印象だった。

 

でも一挙で見たときは、大体の展開知ってるからか、そんなに気にならなかった。展開は唐突だが流れは悪くない。でもやはり尺を取って丁寧にやって欲しかったなと思う。

キャラも良いし話もよかったので実にもったいない。

 

最後に

学園もので少年少女が運命に立ち向かう物語が好きな人にはおすすめ。

戦闘シーンもかっこいい。面白いキャラや魅力的なキャラが多いので、見ていて飽きない。

ギャグが多めだが、シリアスもある。泣ける話も多い。未練を残して亡くなった子たちの物語なので、生前の話は重い。だが普段は明るくギャグ満載なので楽しく見れます。