ひぐらしのなく頃に卒8話 祟明かし編其の2の感想と考察

鉄平が出るたび思うけど、今の鉄平を祟殺し編の世界に放り込んであっちの鉄平をぶん殴って欲しいわ。

しかし鉄平はどんどんギャグキャラになってくなあ。何だよあのエプロン。サイズ合ってるから買ってきたのだろうかwと思ったが叔母のかな。

 

偽りの生活

沙都子いきなり道端に寝転がってコロコロし始めたときはどうしたのかと。

てか危ないだろ。梨花ちゃんより先に死ねないのに車来たらどうすんだ。

そのあと田んぼにも入ってるし、とうとうそこまでトチ狂ったのか・・・と思ったらいじめにあった風に装うためか。

 

「嫌なことは何もかも忘れて二人で穏やかに過ごしたい。それだけが、私のささやかな夢でございますのよ」

だから興宮に住めと。クラスメイトも先生もいじめをしてるなら何故雛見沢にこだわるのか。

オヤシロ様の「村から出ていってはいけない」という教えを守っているから?今の鉄平ならそんなもん知るかで沙都子を連れ出しそうだが。

まあそうしたら終わってしまうから都合上仕方ないんだけどね。

 

しかし家では村中からいじめにあってる風に装い、外では家で叔父にいじめられてる風に装い、二重生活も大変だな。

 

許しを請う姿

茶番だと思った沙都子が教室で怯えるあのシーンも、エウアとの関係と掛けてたのなら見方は変わってくるな。

そうなると「助けてにーにー」も悟史ではなく圭一に対してだったのかも。このとき圭一映ってたし、祟騙し編では圭一に「にーにーになってほしい」と言ってたし。

沙都子にとっての「にーにー」は自分を守ってくれる、助けてくれる存在。

無意識にでも圭一に助けを求めてたのでは。圭一は運命を切り開く男だし。

 

赤目切れかけたようなシーンは本当に苦しそうにしてたし、やはり本音では耐えられなかったのだろう。

もうみんなを酷い目にあわせたくない、もう嫌だ許して欲しいとエウアに懇願するも、今の沙都子を支配しているエウアにその願いは聞き届けられない。

 

ここから先は沙都子の苦悩するシーンが多くなるだろうから辛いなあ・・・。

でも展開としては面白くなってきましたね。

 

まあ吐いたのは演技だろうけど、赤目切れかけたときに今までやってきたことや、魅音を殺したときのことを思い出して吐いたという可能性もあるな。

「ごめんなさい」はエウアにではなく圭一たちにかも。酷いことをしてしまったと。「もう許して」は赤目状態の自分にかも。

もうこれ以上仲間を酷い目にあわせたくない、こんなことしたくない、もう嫌だと。

この場合赤目や赤空間のときは沙都子自身ではあるけど、魅音発症のときのように負の感情を増幅された状態であって通常に戻ったら後悔の念が押し寄せるとか?

薬が切れたら効果がなくなるような感じで、赤の状態だと痛みや心の負担を軽減する、鈍感になるとか?

 

梨花ちゃんとの関係

「叔父や叔母にどれだけ傷つけられたか。そんなのは家族ではないのですよ!」

梨花ちゃん言ってたが、これブーメランになってるなあと。

沙都子にとって一緒に住んでた梨花ちゃんは家族も同然。しかしこの先の未来で、梨花ちゃんにどれだけ傷つけられたか。

傷つけるような者は家族でないと言うのなら、梨花ちゃんもまた家族ではないのだ。

 

叔父が雛見沢に帰ってきたら梨花はこんなにも自分のことを思ってくれる。可哀そうな自分だと梨花はこっちを見てくれる。

まるで親の関心を引きたい子供のよう。梨花ちゃんを試しているのだろうか。自分のことを一番に想ってくれるか、自分を置いて他のところにいったりしないか。

エウアの「不幸に身を浸し、周囲に同情されてるときだけが幸せなのだな」はそのことを表してるのかも。

思えば「可哀そうな沙都子」だからこそみんなが気を使ってくれ、傍にいてくれた。

 

最後に

沙都子も梨花ちゃんも赤目電池切れみたいな状態になるのがわかったけど、何かあるんだろうな。

精神の限界が来たら?諦めかけたら?何だろうなあ。

 

しかし魔女って言葉出ちゃいましたねー。

うみねことは関係ないらしいから、あっちの魔女とは関係ないんだろうけど。

 

でもまあやっとエンジンかかってきたようで嬉しいですね。展開はハードになっていくだろうが楽しみ。