魔道祖師 羨雲編6話感想 狂いだす歯車、消えない罪

金子勲は初登場時はちょい役でもう出てこないと思ってたのに、その後もちょくちょく出てくるなあ。まさか今回もとは。

呪いで死ぬからまだ出番ありそうだな。金子勲もまさか身内に利用されたとは思うまい。

 

しかし藍湛は魏嬰が金丹失ったの知らなかったのか。失ったら普通の人間になって年を取るからバレそうだけどまだそんなに年数経ってないしな。

1期で金丹取られてた人は一気に老けたし、失くした時点で見た目年齢以上に生きてたら即バレだったろ。

 

態度変わってないな

前回では藍湛が金氏の味方した風になってて魏嬰怒ってなかった?なのに今回の回想では好意的に話してたので、最初いつの回想かわからなくて混乱したぞ。

Cパートはコメ見るまでわからんかった。案内してくれた温寧消えてるし、あり得たかもしれない時間に思いを馳せてるのかと思った。江澄普通に接してくれてるし。

 

しかし藍湛も心配して来てくれてるのがありありと感じ取れるし、これでどうして現代まで嫌われてたと思うに至ったんだ。

魏嬰も藍湛のこと嫌って無いし、この関係を覆すほどのものがこの先にあるのか?

 

温寧、自我戻る

まさか自我戻るとは思わなかったわ。

白目がデフォかと思ったら正気に戻ったら黒目戻るんか。ということはアニメ初登場時のときからおかしな状態が続いていたのか。

 

しかしゾンビ生活結構ほのぼのとしてて全く悲壮感ねえな。みんなも普通に接してるし。顔色悪いのとしゃべり方が重くなったくらいか。

1年くらい経過してるけども普通に維持出来てて、ある意味死者蘇生に成功してるよなこれ。まあ鬼道の力暴走しちゃうから多用できないけど。

 

新しい居場所

守りたいものを守るために邪道である鬼道の力を使わなければならない魏嬰は、かつての仲間たちとの関係が希薄になっていく。

少しずつ疎遠になっていって、金丹を失った今となっては生きる時間も違う。どんどん孤立していく。

「暗く険しい道を進むのも悪くない」

おそらく強がりだろうが、そう思っていないとやってられないのだろう。いくら自分が決めた道とはいえ。

しかしそんな魏嬰を、何でもないように普通に迎えに来てくれる温氏。

「何してるの。さあ、食事にしましょう」

「・・・暗い道でもないな。ああ、今行く」

 

江家という家族、居場所を失い独りだと思っていたが、温氏の暖かな出迎えで独りじゃないと気づいたんだろう。

待っててくれる人たちがいる、受け入れてくれる人たちがいる。ここが新しい魏嬰の居場所。

 

何も知らない金子軒

「金子軒・・・お前、奴らの企みを知らなかったって言うのか!」

「っ・・・どうかしてるぞ!」

金子軒は金氏の良い面しか知らなかったから、金氏が何かを企むなんて思いもしなかった。

だから魏嬰が暴走して何か誤解してるとか幻聴とか幻覚に惑わされてると思ったのかな。

しかし実際魏嬰は力が暴走しかけてたから、金子軒が魏嬰に近づいた時主人が危ないと温寧が判断してしまったんだろう。

金子軒は本当に厭離のことを愛してたんだな。だから死ぬ直前でも妻の願いを叶えるために伝えた。「厭離がずっと待ってる」と。

 

てっきり二人が死ぬのは金凌を抱きに行ったその場で、かと思ってた。しかしこうなるとお姉ちゃんの死因は魏嬰の暴走とは直接関係無い?

むしろ金氏の誰かにやられた可能性もあるぞ。

犯人を許そうとするし、力のある家の出身でもない。むしろ金子軒がいなくなった今、金家の後継ぎである金凌を思い通りに育てあげ、裏から政権を握ろうとしているのでは、と邪推する者がいたかもしれない。

魏嬰が自分のせいだと悔やんでいるのは、そのきっかけを作ってしまったのが自分だから。

 

最後に

Cパートで子供の名前考えるとこあるけど、産まれてもないのに甥っ子ってわかるのか。それとも江澄には姪っ子が産まれた場合の名前を考えてもらってたのかな。

てかお姉ちゃんの婚礼のってあそこだけか。OPで何度も見るから印象に残ってたけど。魏嬰は行けなかったみたいだから原作でも描写ないんだろうなあ。一人称視点みたいだし。