おっさんずラブ2 in the sky 7話感想 うまくいかない恋模様

怜二って酔っ払うと記憶なくすタイプなんですね。泣きながら謝るところは春田が頑張った内容を聞いたからではなく、仕事上きつく当たったことかい。

緋夏ちゃんはとうとう父の気持ちを知ったわけだけど、脳の処理が追いつかず「ごはん・・・ご飯の用意しないと・・・」と現実を直視できない様子。まあそうなるよな。

 

会社やばいの?

これからは結果を出してもらわなければならない、となり1週間の売上目標6000万に。無理だろ。

そしてファン感謝デーはいつもよりイベント内容を多くした模様。これ従業員にしわ寄せいくやつ。離職者増えるんじゃない?

春田が抗議するも怜二は「どうすればいいかまず考えようって言ってんだよ」と言う。いや、それ経営陣の仕事だろ。

「雰囲気だけじゃ会社はやっていけない。結果出さないと・・・その家族みたいなあったかさは何の意味もないんだよ」

と切羽詰ったような感じで言う怜二。え、この会社そんなやばい状態なの?赤字まっしぐらなの?

 

怜二の存在意義

怜二って春田の相手役になるわけではないのかなあ。

今回別に恋愛フラグが立つような感じでもなかったし。というかむしろ応援してるような立ち位置になってるし。

単に、春田と成瀬がいい雰囲気だよねーとシノさんに教えるためのキャラだったのだろうか。

でもそれなら二人が一緒に帰ってきたときの春田の様子から気持ちを察する、って感じでもよかったのではないだろうか。別に怜二いなくても成立する。

 

それに会社の売り上げUPってのも今回で終わったみたいだし。だったら別に怜二がキーパーソンでもないし。

尺稼ぎのために登場したのか怜二は。

それなら既存のキャラの掘り下げをもっとして欲しかったわ。

 

ファン感謝デーで機長と春田の距離が・・・?

ファン感謝デーでは執行役員の怜二もカメラ係として来る。そんなに人手足りないの?他の役員も出てこいよ。

しかし盛り上がってる最中、職場にファンが突撃。時間守って9時に来たら整理券が貰えず激怒した模様。

警備員は何をしていたのか。あそこまで一般人入れたらダメだろ。どう見ても私服だし、部外者って一発でわかりそうなものなのに。

この危機的状況に、道端君は昨夜刑事もののドラマでも見たのかトランシーバーを無駄にかっこよく取り、シノさんに報告。機長がピンチだということを告げると、春田はすぐに駆けつける。

 

遅れて登場した警備員。しかしファンは椅子を持ち上げ暴れ始める。警備員なす術もない。本当何やってんだよ。

みんなで落ち着かせようとするも聞く耳持たず。機長はファンをどうにか止めようとするも敵わず転んで腰を打ってしまう。

ファンは「俺が何かしたのか!」と怒ってるけど、今椅子振り回してんじゃん。何かしてるわ!

 

そして春田はふとファンの上着についてたバッチを見て、コアな常連者だということに気づく。それによりファンは機嫌を取り戻す。

落ち着いたので、ゆっくり話を聞くために場所移動を促すと、素直に聞き出て行く。

 

機長は春田を心配する。しかし春田は「こっちのセリフですよ!」と声を荒げる。

「キャプテンに何かあったら・・・・・・無事でよかったです」

緋夏ちゃん複雑そうな顔。

 

・・・・・・何か機長が本命みたいな展開なんだが。ピンチだと聞けば誰よりも早く体が動き駆けつけ、負傷した機長を抱き起こし声を荒らげながらも心配した言葉を発する。これって無自覚だけど相手に好意を寄せているエピソードみたいなんですけど。

でも機長とは恋愛フラグへし折ってるし、春田の心は成瀬に向かっているのにこの展開は何なの。単に尊敬する上司を心配するってわりには真に迫ってるというか。緋夏ちゃんの表情といい。

そんで次回は機長が仕事辞めるんでしょ。順調にフラグ積んでいってたら機長ENDだな、と思えるけど今更そんなことになるとは思えないんだが。

これは緋夏ちゃんが父を応援するためのフラグなのかなあ。それにしてもあと1話だし機長ENDは無いと思うからその展開にしても意味ないんだよなあ。

 

成瀬手ひどく振られる

シノさんは春田が成瀬を好きなことに、怜二の発言から気づいてしまう。

成瀬はシノさんをデートに誘うも何度も断られる。

「一緒に行ければどこでもいいんですけど・・・」

初めてのことで、不器用ながらも必死にアプローチをかける成瀬。実にいじらしい。

「しつこい。俺はお前に一切興味はない。いい加減諦めてくれ、迷惑だ!」

しかしシノさんに激昂され、成瀬はショックを受け寮を飛び出す。

外に居た春田は呼び止めるも聞かない。中に入ってシノさんに尋ねる。

「行ってやれよ。成瀬のとこに・・・・・・早く!!」

 

シノさん辛そう。しかし春田のことを思って成瀬とくっつけようと思ってるのだろうけど、成瀬の気持ちを全く考えてないよね。成瀬も本当は春田のことを想っている、というのならいいんだけど、成瀬の気持ちはシノさんへ向いてるからなあ。

だからシノさんが苦渋の決断をして二人をくっつけようとしても、自分勝手なように思えてしまう。これが成瀬じゃなくて春田だったら、春田が本当に好きなのは成瀬だから自分と付き合おうと思ってんじゃねーよ、という感じでできつく言うってのならわかるけど。

 

春田と成瀬の可能性あるかも?

初めて振られた成瀬。春田は俺の気持ちがわかったか!と冗談交じりに言うも、素直に謝られ戸惑う。

自分を卑下する成瀬に、「めちゃくちゃ頑張ってる。みんなとも話すようになったし、チームのことだってめっちゃ頑張ってるじゃん」と励ます。

すると成瀬は「それ全部、春田さんのおかげだし」

手を差し出す春田。「成瀬、帰ろう」

その手を受け取る成瀬。

手が冷てえ。と言って自分の上着のポケットに手を入れる春田。今度は受け入れる成瀬。

そんな二人の様子を影で見ていた機長。一体いつから・・・。

 

成瀬を変えたのは春田。笑顔が見られるようになったのも、春田と過ごしてから。シノさんに告白したのも、春田のおかげで積極的になれたからではないだろうか。

やはり一番影響受けてるのは春田なんだよな。

手をつなぐのも許容したし。普段から甘えてるのも春田だし。でも告白されてキスされても、シノさんとしかしたくないと思ってるんだよな。

これどうなんのかな。無自覚に春田に惹かれてるとは思うけど。

シノさんのことをずっと好きだったから今も好きだと思っている、としても最初自覚無かったわけだしなあ。

なのに影響受けた春田よりもシノさんが好きって言ってるんだよなあ。シノさんへの気持ちを自覚したのは春田と仲良くなってからだし。それでもシノさんが好きって言ってるんだからそれを貫いて欲しいけども。やっぱ最後は成瀬と春田がくっつくのかなあ。

 

前作と同じ展開

二人で寮の前まで戻った時、中から荷物を持って出てくるシノさんと遭遇。

「俺、寮を出て行くことにしたから」

え、そんないきなり?まだ成瀬出てってからそんな時間経ってないと思うけど、すぐに荷造りしたのか。出ていくとしてもすぐに部屋見つからないだろうから、今はとりあえず友達の家に泊めてもらうことにしたのだろうけど。

しかし前作と似たような展開だな。最終回前になると春田のご飯作ってくれる人が出て行く縛りでもあるのか。

そして翌日、機長もパイロットを辞めることにしたことを春田に報告。しかも来週。緋夏ちゃんに話してたのと前回の最後の「実は・・・」はこのことか。

こっちも早いな。パイロットってそんなすぐに辞められるのか。

でも何でパイロット辞めるんだろう。体の衰えを感じたからとか?

 

最後に

予告では春田と機長がひとつのマフラーを巻いている。

怜二「最後くらい笑顔で送り届けてあげるのが、愛ってやつじゃないの」

成瀬「俺にとって春田さんは、大切な人だから」

 

次回どうなるかさっぱりわからん。怜二って前からやたら愛を連呼するけど、愛の伝道師なの?

最終回は機長メインになりそう?みんなで機長を見送るENDなの?

結局春田と成瀬の二人しか残らなくてなあなあでくっつくみたいのなの?

しかし前作を思い出すと、牧が出て行っても諦められず部長と結婚間近になって自分の本当の気持ちに素直になる、という感じだったので、今作では成瀬が春田とくっつきそうになるも、春田が成瀬の気持ちを後押ししてシノさんの元へ向かわせるのか?

でもそれにはシノさんも成瀬の方向を向いてないといけないんだが、それがないからなあ。しかしまさかシノさん出て行くとは思わなかったわ。また逃げ出したようにしか思えなかった。結局シノさんの人生は逃げてばかりということか。

でもだからこそ、「もういい加減逃げない!」と成瀬に向き合うという展開もあるかもしれない。

 

しかし予告の成瀬の「春田さんは大切な人だから」がどう動くかで全てが変わる。受け入れるのか、恋愛ではないけどということか。

予告の重要そうな内容って最後のほうに来てるから、どちらともとれるんだよなあ・・・。