おっさんずラブ2 in the sky 3話感想 シノさん母校へ帰る

機長と緋夏ちゃんが親子だということが判明した前回。

二人が親子だということを知らないのは春田だけだった。みんなどこで知ったんだろ。機長が言ってたのかな。だって苗字違うから普通気づかれないでしょ。

 

春田は機長に告白のことで誤解されたことに気づき、なんとか誤解を解こうとするも叶わず。

いや、春田は頑張った。よう頑張った。ちゃんと誤解だって言ったし手の動きのことも説明したし。

でもあそこで「キャプテンのことは大好きなんですけど・・・」と言うのは悪手だわ。「よろしくお願いします」もダメだろ。

ここは誤解を生んじゃうんじゃないかと思ったけど、もうそれ以前に機長は占い婆さんの助言で無敵状態になってるから関係なかった。

てか占い屋なのに全く占ってないよあの婆さん。しかも唐突に橋の上に現れて。世にも奇妙な物語かよ。

あの婆さんが無責任なこと言わなければ納得してくれたのに・・・と思ってたら機長気づいた。魔法が解けた。時間差でダメージを受ける機長。

あっちもこっちも悶えてるw

 

思い出の旋律

春田は何で自分がアシスタントにって思ってたけど、気心知れてる人のほうがいいだろ。

授業終わった後、春田はトイレでシノさんは先生に挨拶だったかで別れたけど、初めてここに来た人を一人置いてくなよ。絶対トイレのほうが早いだろ。昇降口で待つにしても迷うだろ。

そして音楽室から流れる音色に吸い寄せられるように向かうのは、攻略キャラのイベントと決まってますぞ。

 

切ない曲を弾くシノさん。学生時代、放課後に先生に教えてもらったそうで。

その先生がシノさんの初恋の人だったのかな。

回想の中で出てきた先生は男の先生だったし。何も関係なかったら出てこないでしょ。しかも肩に手を置かれてたし。

前回の「いつもそうだ!」という言葉からして、好きだったけど結局自分の気持ちを伝えないまま他の人に取られたのではないだろうか。女の先生とか。

そしてやっぱり男同士なんて無理だと思って、幸せそうな先生を見て、やはり好きな人は女の子と幸せになるべきなんだ、と思って緋夏ちゃん推しになったのでは。

あれ、でもそれじゃあシノさんの恋愛対象も男限定ってことになるのかな。成瀬と同じか。被ってるな。

 

てか二人とも部外者なんだから勝手に音楽室に入ってピアノ弾いたらダメでしょ。

春田はきらきら星で一流の演奏家みたいに体や頭動かしてノリノリで弾く。

そして最後の音引き終わった時にシノさん見てドヤ顔。あそこでシノさんたまらなくなったような感じだったけど、あの顔だったら吹いちゃうだろw 無邪気な顔と言うか笑わせる顔だったろw

 

雨の中、溢れ出す気持ち

雨の中、成瀬を抱きしめ「ほっとけねえよ!」と言う。まさか成瀬の父親が亡くなった後のシーンだったとは。てかこういうのって大体危篤だけど間に合うとか無事だったとかいう展開なのに。てっきり牧のときみたいにお家訪問で怒られるのとかあると思ってたのに。

父とそりが合わなかったのは男が好きなことを知られてそれで喧嘩になってそのまま・・・ってのかなあ。

しかし抱きしめるシーン、シノさん見てたとは。あそこホラーかと思ったよw青白すぎて怖いw

しかも最初、ちょっと広い場所だったので公園かと思ったのよ。だから傘の棒の所がブランコの鎖に見えてね。シノさん何でブランコに座ってんのwと思ったからね。画面引いて傘だとわかったけど。

でもこのシーンを見て帰ったってことは「春田のことが好きだ」と言うのは本人にじゃなく一人つぶやく系かな、と思ったらまさかの緋夏ちゃんに言ってた。

 

これからはライバル

今までは気にしないフリをしていたけど、いざ目の前で春田が抱きしめている光景を見てしまったら抑えられなくなった。

自分の気持ちに嘘をつけなくなった。

すると、緋夏ちゃんとの今の関係は卑怯だ。自分のことを信用して恋愛相談してくれて、自分もまたそれを応援していた。

だから告げた。春田のことを好きだと。諦められないから。正々堂々とライバルになるために。

緋夏ちゃんが差し出した傘を押し返したのは、自分はその優しさを受ける資格がない、という表れなのだろう。

今まで緋夏ちゃんを騙してたことになるからな。緋夏ちゃんの恋心も、自分の恋心もわかってて、黙っていたから。

シノさんまっすぐだなあ。

 

緋夏ちゃんからしたらいきなりのことでびっくりだろうけど。この先自分の父親も春田のこと好きだと知って更にびっくりするんだろうな。

信頼していた人たちがみんなライバルだったなんて。しかもライバルになるなんて全く思ってなかった相手たちが。みんな示し合わせたかのように同時期に好きになるって。「ドッキリでしたー」て言われてもおかしくない展開だよ。

 

 

シノさんは春田と結ばれなくても、自分の気持ちをちゃんとぶつけられたことによって前向きになれそう。

今までは他人に譲ってばかりいたから後悔していた。でも、ちゃんと伝えられたら、ダメでも気持ちに整理がつく。

辛い思いをするだろうけど、それもちゃんといい思い出になって。シノさんは笑顔で春田を送り出してくれそう。最初はまだ吹っ切れてないけど、それでも今までとは違って、晴れやかな気持ちで。

 

いやまあ誰とくっつくかはまだ明確ではないからシノさんENDの可能性もあるんですがね。まあでも成瀬でしょーと思ってるからね。

前作は映画が元としてあるから相手は変わらないとして、今回は新作だからね。人気次第で変えるかもしれない。制作側に今どこまで出来上がってるか聞きたいわ。

 

最後に

春田争奪戦に参加するメンバーの皆さん、アピールをどうぞ。

緋夏 「私、はるちゃんとはキスしそうになるところまでいきました!」 成瀬 「僕はしたけど」 緋夏 「え゛っ」 機長 「私は告白してOK貰ったぞ」 緋夏 「え゛っ」 シノ 「(お、俺だけ何もない・・・・・・)そ、そうだ!ピアノ弾くとき春田の手に手を重ねたぞ」 成瀬 「僕は抱きしめられました」 シノ 「あ゛あ゛ああああああああああ!!

 

次回はとうとう機長が寮に乗り込んできて、みんなで卓球で勝負するようですね。

しかし成瀬はまだ本気で好きって感じではなさそう。ちょっと気になる感じだろう。みんなが春田争奪戦やってるから暇つぶしに参加してみるか、みたいな?