魔道祖師 完結編7話感想 罠と復讐

金光瑤が聶宗主に弾いてた曲、心鎮めるんじゃなく荒ぶらせる曲だったのか。曦臣兄さん気づくだろうからいないときだけこの曲弾いてたのかな。

てか薛洋が暁星塵にしてたのと同じことしてるな。気高き志の人に道を外すような行いをさせるとは。あやうく弟まで殺させるところだったぞ。これホワイサンは自分のせいと思うよなあ・・・。

 

しかしホワイサンの大事なもの燃やしたの知ったタイミングで金光瑤来たんだろうか。

ホワイサンと聶宗主が言い合いしてる中、曲弾いてる金光瑤がシュールw

 

魏嬰を庇う人たち

過去藍湛の手から離れた葉っぱが現代藍湛の手に渡る演出いいね。

 

江澄も色々魏嬰をかばおうとしてたけど金光善の口車に乗せられたのか。立場としても弱いし、魏嬰の方を父親は可愛がってたと地雷も突いてこられるし。

 

そして魏嬰への批判が高まる中、玄武洞のときに魏嬰が助けた女の子、綿綿もかばってくれた!

久しぶりすぎるwでも見たときすぐ思い出したぞ。いい子だなあ。助けてもらったもんね。でもそれでもこんな場で声をあげるのはすごく勇気のいることなのに。すごいなあ。

それに周り男だらけで一人だけこの場に女の子いるのもすごいな。この席に参加出来る程の功績とかあるのかな。

綿綿が一門から抜けることを他の者らは笑う中、藍湛だけ礼を尽くすのもいいね。

 

消えぬ溝

曦臣兄さんは金光瑤の琴がうまいと言った後で母君に教えてもらったのかな?と聞いてるので、母親褒めてるからいいんだろうな。

しかし曦臣兄さんが心を鎮める琴をアーヤオに教えてしまったばっかりに・・・。

もう既に着々とアーヤオの復讐(?)は始まっていたのか。

義兄弟の契りのところで聶宗主はアーヤオの事信じてない、と悟ったから保険をかけていたのかな。

ホワイサンと3人のとこ一見穏やかそうに見えるのになあ。

 

しかし曦臣兄さん、二人に話し合って和解して欲しいのなら仲裁役として参加しなさいよ。ケンカしてる二人だけで話し合いなんて出来るわけないでしょ。

 

最初から持つ者、持たざる者

聶明玦が「妓女の子」と言ってしまったからなあ。結局は聶宗主も本音ではそう思っていたのだと。このとき始末すると決めたんだろうな。

 

階段のとこでの「私は彼らとは違う」は普通に「私は金光善の子。上に立つ者だ」という意味だと思ってた。(ここは色々解釈あるみたいですね)

なのに認知もされないでいたから不遇の日々を送っていた。妓女の子だと馬鹿にされてきたのかもしれない。本妻の子ではなくとも、本当は名家の子なのに。

金光善の子だと言っても、「女癖が悪い金光善のことだから妓女に手を出してもおかしくない、というのを利用して浅ましい妓女が金と地位欲しさについた嘘なのだろう」と周りから蔑まれてきたのかもしれない。

母は嘘なんかついていない、それを証明するために金光善に認知して欲しかったのに知らぬ存ぜぬを貫き通し蹴落としてきた。

だからどんな手をつかってでも認めさせようと、あらゆることをしてきたのだろう。

 

それを、最初から持っている聶明玦は咎めてくる。

金光瑤の地位は危うい。

やっと手に入れた今の地位も、後継者とは認められていないのでいつどんな理由をつけて追放されるかもわからない。そうならないためには、「役に立つ者だ、手放してはならない」と思わせ続けなければならない。

そのためには卑怯な手を使う必要もあるだろう。

 

私欲のための人殺しはダメで、正当な理由があればOK。

そういう立場に、世界にいた者ならそうなのだろう。

でも金光瑤は「正当」な方法では潰されるだけだった。聶明玦の紹介を得て謁見したのに否定され、自分の能力を認めてもらおうと作戦を立案したら奪われ別の者の手柄にされた。

正当な手段だけで生きていけるのは最初からそう言える立場の者だけ。今でさえ自分の地位は危ういのに、キレイなやり方だけでは生きていけない。

恥?自分を犠牲に?最初から安定している者に何がわかるのか。いつ始末されるともしれない中で、生き残るために必死な者の何がわかると言うのか。

誰にも脅かされない力と地位を手に入れなくては。後継者にならない、しかも妓女の子など、いついなくなっても金氏は何も困らないのだから。

 

回想終わった途端金光瑤の攻撃が紙魏嬰を襲う!

あれてっきり紙人形破れたら意識が体に戻るだけと思ったが、紙やられたら本人も死んじゃうみたいですね。そりゃ必死になるわ。

自分から術を解いたら大丈夫なんかな。襲われてるときはそんな隙与えてくれないだろうから扉すり抜けたところで解除したのだろう。

 

そして金光瑤の密室へ殴り込みに。

金凌と一緒にやって来たホワイサン何か怖いんだけどw

密室の中にあったはずの聶明玦の頭無くなってたけど、金田一のトリックみたいにこっちの部屋かと思ったら違う部屋だった、てのかなと思ったけどどうなんかな。

密室の中に入るとき、敷居をまたぐところドアップで意味ありげに映してたし結界とかで違うところに繋がって案内されたとか?

敷居またぐとき画面前に何か置物みたいのあるし、それが結界の道具とか。それとも只の場面転換?

 

そして出てきた奥さん目に光が無い。遅かったか・・・と思ったらいきなり自分に剣を突き刺す。ああああああ奥さんやられちゃったあああああ!

魔道祖師の女性陣みんないなくなるんだけど・・・。生き残ってるの一門から去った綿綿だけ?

金光瑤が何か術を施したのかと思ったが、あの剣が原因みたいですね。

「何故アースーまで・・・」と言ってるが、奥さんから密室に入って来たんだし、剣も金光瑤が持ってたわけだし、奥さんの死はみんなに密室見せたことではないと思うが。うかつに剣持って近づくなよ。

夷陵老祖が奥さんを操ってここまで来させ金光瑤に近づき自ら命を絶たせた、見せしめのために。というシナリオなのかもしれんが、やるなら奥さんが金光瑤を刺すように仕向けるだろ。凶器持ったまま近づいても安心と思うほど油断する相手なわけだし。

 

しっかし本当に誘導するのうまいなw

ちょっと粗もあるが「確かにそうかも」と思わせる話術。そしてうまいこと莫玄羽が夷陵老祖であることを自ら証明してしまうよう仕向ける。アーヤオ劇場すげえwほぼ一人で舞台を動かしてるw

魏無羨バレしたあとモブが襲ってくるが、魏嬰目をつむってて藍湛が守りに来るとこいいね。絶対の信頼感w

 

逆の動きをした江澄と金凌

そして二人で逃げるとき江澄とすれ違うも、江澄棒立ちw一歩も動かないwあれだけ追いかけまわしていたのにw

「やはりそうか」と言う気持ちと何か心境の変化でもあったのだろうか。

最初の頃は藍忘機が何故魏嬰と共に居るのかしれなかったが、あの潔癖な藍忘機がここまで一緒に居るとなると、何か意味があるのではないか。もしかしたら、あのときの真相は別にあるのではないか。それを知っているから拒絶せず傍に置いているのではないか。だとしたら、どうすればいい。このまま魏嬰を捕まえ処罰してもよいものなのか・・・。

ということで見逃してくれたのかなと思った。

あとは咄嗟のことにびっくりして一歩も動けなかったとかw

 

そして金凌が魏嬰を刺してしまうとは・・・。

やっと心を許せるようになってきたところなのに・・・。

両親の仇だもんね。ずっと恨みを抱いて追いかけていた江澄は動かなかったのに、魏嬰と触れ合い悪い奴ではないと、寄り添ってくれると思っていた金凌が動き、刺した。

裏切られた気持ちだろう。何故今まで自分に優しくしてくれていたのか。贖罪か、両親を殺した者を慕う姿を見て嘲り笑うためか。

金凌の心はグチャグチャだろうなあ。

 

最後に

今度からコメントは流し見するようにしようかな。一時停止したりしてコメ見てたらめっちゃ時間かかるし、先の展開も知っちゃう可能性あるし。(江澄の心情とか)

でもコメないとわからんとこもあるからなー。それに映像媒体ならではの、コメないと気づかないシーンとかあるし。(江澄の後方彼氏面とか、前々回の剣の軌跡の色とか)

下コメは原作補完に良いのでそれだけ一時停止して見ようかなとも思うが、難しいところですね。やっぱ気になっちゃうしね。この時しか見れないものだしね。

 

そして今回気づいたが薛洋捕まったとこのシーン、髪降ろしてたと思ってたけどちゃんとポニテでしたね。あの時は薛洋ちゃんと顔見せてなかったと思うし項垂れてたし、カメラ引きのカットだったりしたし暗いし人数多かったので誰と誰がいるのかわかりにくかったし(過去だし暁星塵と薛洋この時はまだよくわからんし)髪長い人多いし・・・。(言い訳)

 

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