アニメキャラのアホ毛の進化をイラストで辿ってみる

アホ毛って元は美容業界の用語だったんですね。てっきりアニメとかの二次元が始まりだと思ってました。

今ではあまりにも普通になったアホ毛の、進化の過程を見ていきたいと思います。 (記憶を頼りに書いているので少し違ったりするかもしれません)

 

まずは基本形態はこれです。まだアホ毛は生えていません。

 

最初期のアホ毛はこちら

描いてるときに「ちょっと物足りないなー」と思って1本線を入れたのが始まりなんじゃないかと思います。

昔はこんなものでもアホ毛アホ毛だと言われていたものです。

騒がれ始めたからか、制作陣も少し意識し始めたのか、アホ毛が自己主張を始めます。

 

 

まだ黎明期の頃のアホ毛。これからどんどんアホ毛キャラが増えていきます。

どっちが先か忘れたけど、アホ毛が上を向いたり肉厚になったりしていきました。どんどんアホ毛の存在感が大きくなっていきます。

 

そしてアホ毛が上を向き厚みを増した状態になり、一旦成熟したように見えました。しばらくはこれ以上のものは出てきていなかったと思います。

しかしこの後、様々な形態のアホ毛が乱立することに!

 

世はまさに、アホ毛戦国時代

まずは本数が増えていきます。

この頃にはもうアホ毛は頭の天辺についてるものと定着されています。(最初期は横に伸びてるだけだったのに・・・)

しかしこれ以上数を増やしていっても差別化を図れないと思ったのか1本に戻っていき、付加価値をつけることになります。

 

新しいアイデアを膨らませたのがこちら。

アホ毛の巨大化。

数を増やせないのなら大きくすればいいじゃない!の精神で生まれたかどうかは知らないが、さらにアホ毛を強調する形に。もはや毛なのか何なのか。

これ以上のものは無いだろうと思っていたら、何でもありになっていく。 意思を持ち始めたり、くるんとなってたり、とんがって触覚みたいになったり、中には武器になったりするものも。

 

 

色々な進化を乗り越え、成熟しきったからか、もうアホ毛大喜利も終わり落ち着いた感じがします。

そして今最も多いアホ毛の形態は、シンプルなこれだと思います。

あまりにもナチュラルすぎて意識しなくなったくらい。最近ではもうアホ毛といったら意思を持ってたり肉厚じゃないとアホ毛と思わなくなってしまった。麻痺してるな・・・。

 

最後に

今ではもうすっかり意思を持ってるかのようにゆらゆら動いたり感情に合わせて反応したりするものが当たり前に存在していますが、最初期は地味なものだったのです。

昔は元気な女の子にアホ毛がついているものでしたが、だんだんと女の子全般に、果ては男キャラにまでつくようになったり。

今ではまったくアホ毛のないキャラがいる作品を探す方が難しいのではないかというくらいありふれています。

 

しかしウィキペディアで見てみると、アホ毛ってもっと昔からあったようです。奥深い・・・。