ひぐらしのなく頃に卒5話 綿明かし編其の2の感想と考察

魅音冒頭ではあんなに幸せそうだったのに・・・。

詩音ちゃん軽い気持ちで圭一にちょっかい出してしまったばっかりに・・・。

 

鷹野&富竹の失踪の真実

結局二人の脱出は鷹野さんの話を聞いて、山狗が追ってくるかもしれないからと自主的に急いで逃げただけか。

慌てる必要あるのかなあとは思ったが。まだバレてないわけだし。

自分の車で逃げなかったのは発信機ついてるかもしれないからトラックで逃げたのか。

でも盗まなくても周りに人いたし、「急いでるんだけどタイヤがパンクしてるんでトラック貸して」とか言って借りればよかったのでは。

 

この二人の動きは何か理由があると思ったが、特に重要な理由じゃなかったな。完全にミスリードだったか。

まあでも分かってよかった。思えばこの二人の急いで逃走って鬼騙しと綿騙しだけだもんな。特に重要ではなかった。

 

いくら何でも

魅音は嫉妬だけであそこまで狂ってしまったの?

レナや沙都子のように家庭環境でのストレスの蓄積があったでもなく。

目明し編の詩音ちゃんのように、それまでの間に色々積み重ねがあったわけでもなく。

あんな簡単にばっちゃまで・・・。

一緒に暮らしてるし良くしてもらってるだろうに、疑い持ってるからってあんなにあっさりとやれるもんなの?

と最初はショックだったが赤坂たちの発症とか思い出すと積み重ねとか全く関係なかったわ。

ラッシュからああなったから、そこで薬がパワーアップしてたのかと思ってた。

 

詩音ちゃん弱体化

詩音ちゃんは強いイメージなので、あんな弱弱しい姿は意外だった。激レア。

普段の詩音ちゃんならもうちょっとうまく立ち回れただろうけど、魅音の恰好と雰囲気が爪剥がしの時とそっくりだったからトラウマ発症したんだろう。

だから魅音を見ただけであんなに怯えていた。

この時の魅音なら本当に「やる」と。祭具殿に忍び込んだ罰当たりをお咎めなしにするはずがない。またケジメを、いや祟りの生贄にされるだろうと。

 

詩音ちゃんこれで終わりなのは寂しいが、また発症することにならなかったのは良かったとも言える。

「もう間違えない」という詩音ちゃんの強い意思は汚されなかったということですからね。

注射のせいとはいえまた発症させられたら、カケラを超えた意思力をも踏みにじられるわけだし。

あれ以降はどのカケラにいっても詩音ちゃんは悟史との約束を覚えており、沙都子を恨んでないのだから。

 

沙都子が魅音を発症させようとしたのは今まで発症したことなかったからと言ってたが、本心では詩音ちゃんに狙われるのは怖いと思ったからだったりしてw

あんな経験したくないもんなwそれに沙都子が狙われたら梨花ちゃんより先に始末されるかもしれないし、かなりリスキーだもんね。

 

同じようで違う世界

詩音ちゃんがやられてしまったということは、最後に圭一に会ったのは魅音で確定か。じゃあ人形の回想のとこで表情が違ったのは何で?

BDで修正とか多いみたいだけど、ここは回想だし使いまわせばいいのにわざわざ描き直してるんだから意味があると思うんだけど。

認知のゆがみ?この世界はおかしいというメッセージ?

 

他の人の考察とか見てたら騙し編と明かし編でちょっと内容が変わってるってとこが結構多いみたいね。

最初は同じような内容だからちょっと変化つけないと飽きるだろうということでそういう風にしてると思ってたが、ここまで多いというか違いがあるとなると意味があるのだろう。

ということで、騙し編と明かし編は似てるようだけど実は違うカケラ、というか観測者が違うということかな?と。

騙し編は梨花ちゃんとパートナーキャラの圭一、明かし編は沙都子とパートナーキャラの発症者、の見たもの感じたものを描写する、とか。

それぞれの観測者が知ることしか描写しないから明かし編で赤目梨花ちゃんはスルーされた。おそらく次回のも出てこないと思う。

まあ騙し編でも赤目梨花ちゃんは出てたが詳細は明かされなかったし、他にも怪しいところ多いのは赤目梨花ちゃんが裏で何かやっててその部分は隠しているのだろう。

そこの部分が明かされるのが騙し編と明かし編をそれぞれクリアし、二人の立場が対等になって二つの編が合わさった最終編だと。

 

で、OPなんだけど、梨花ちゃんと沙都子が目を閉じたり開いたりするところ。あそこ前から何か意味深だな~とは思ってたけども、「二人が見ているものは別」ということを表してたのかなと。

片方が閉じてる間はそちらは見えない。騙し編を見ている時は明かし編は見えない、とか?うーん考えがまとまらんが。

画面も半分に分かれてるしそれぞれ別の世界にいるというか交わらないというか。鏡みたいだしね。反対を映す。

OPで二人がキスしそうになるシーンのとこなんか何かで隔てられてるって感じに見えるし。どんなに近くにいても交わらないというか。

この時の二人は目を閉じてるってのも意味があるのか無いのか。

 

背景の反転とか色々言われてたし、「似ているようで違う」というのは大きなヒントなのかなと。

キャラの性格も今までのキャラのイメージと違う、というのもよく見かけるし。

血のあり得ない描写とか、魅音の人形の回想とか、圭一のタフさとか、「明らかにおかしい」と思わせる描写は最初の方から提示されていたというわけで。(人形のは今回見ないとわからんが)

だから「おかしい」と思うのが正しいというか。騙し編も明かし編も茶番というか全ては作り物、虚構の世界と言うか。

 

前回ちょっと書き忘れたこと

番犬のとこでちょっと書き忘れてたんだけど、鬼騙し編では番犬は雛見沢に来てたのに梨花ちゃんの元へは行ってないのかなと。

会ってたのなら時間的に記憶に残るだろうし。

夜は圭一宅に梨花ちゃん行ってて翌日はフラフラ彷徨ってたので捕まらなかった可能性もあるけど。最後には家に戻ってるし、保護しに来てたなら接触するよなあと。

番犬が交代で家を見張ってないとは思えないし。保護しに来ない理由があるのか、赤目梨花ちゃんが応対してたのか。

まあ特に関係ないのかもしれんが。

 

最後に

騙し編と明かし編は違う世界ってのは今回の詩音ちゃんの祭り会場に向かう時間があからさまだったよね。見てた時はすっかりスルーしてたけど。

他の人の感想でここのこと書かれてて「そう・・・いえば・・・」と気づいた体たらく。「寝坊でもして葛西に車で送ってもらってるのかなw」とか思ってたという。

何か忘れ物でもして取りに帰ったのかとも思ってたがやっぱ違うよなあ。

詩音ちゃんのスタンガンに対する反応もちょっと違和感あったし。「葛西がそんなもの持ってるのが珍しいのかな」とか見てるときは思ってたが。詩音ちゃんなら自前の持ってるはずだもんな。