Fate HF2章 抜群の出来!バトルもエロも純愛も蟲もあるよ

2時間まったく飽きさせないってすごいね。普通映画って中だるみが起こるけどそんなのなかった。ずっと面白かった。

登場人物の関係性とか気持ちとか人間ドラマで魅せられたり、迫力あるバトルシーンの連続だったり。

 

でもこの映画、虫ダメって人にはきついだろうね。まあ絶対無理って人は1章で無理だろうが。今回はさらにパワーアップしてる。

ビャーっと出たりわさわさ出たりぼっとぼっと落ちてきたり。しかも前より大きくなってるし。

臓硯は尿モレならぬ蟲モレしてるし。おじいちゃんオムツしないと。

 

最終章は2020年春!桜の季節に合わせてきたか・・・。

バッドエンドの未来しか見えないんだが。

しかしEDの歌詞が不穏すぎる。

 

ここからはネタバレありです。

 

 

図書室での攻防

慎二は桜を人質にして士郎を呼びつける。ライダーに命令し、一方的に士郎を痛めつける。

ライダー前は助けてくれたのに・・・と思ったら、所々で耳打ちしてアドバイスしてくれる。しかし攻撃の手は緩めてくれない。

そして「そのまま殺してしまえ!」という慎二の命令に桜は驚く。

ライダーの鋭い一撃!士郎終わったか、と思ったら空中で半回転し慎二を殴りつける。かっこええ~~~。

何故あの一撃で助かったのか。士郎は本を強化して盾代わりに使っていた。(よくある撃たれたと思ったら手帳や何やら身に着けていたものに当たっていて助かったみたいな)

そして桜の前に立ち、庇う士郎。

しかしさらに慎二が何かしようとしたところで窓をパリーンと割って駆けつける凛とアーチャー。

凛ちゃんかっこえええええええ!!

ヒロインを助けに来たヒーロー、を助けに来たヒーロー(×2)

 

あと「こっちを見ろよ!」と言う慎二の声で静かにこっち向く士郎と凛で何か笑った。

 

大迫力のバトル!やりたい放題

バーサーカーVSセイバーオルタ

怪獣映画かよと思うくらいの破壊。すごすぎる。

イリヤの土地広大で人いないからって暴れすぎや。冬木の大災害よりもすごい状態になってるんですが。

しかしものすごい戦い。バーサーカーは命が何個かあり何度もよみがえるので、全力の戦いが何度も見れる。

爆発がもうすごい。何かもうガンダムで見るような爆発がいっぱい。グレンラガンも何か思い出した。めちゃくちゃっぷりとか熱さとか。

広いから動きも豪快。バーサーカーでかいし。もう余すことなく振り切ってますよーってくらいすごい。

もうダメかと思われたときのイリヤの応援で復活するバーサーカーもいい。

そして現実離れしたバトルに成す術もなく見ることしかできない3人。士郎も今戦ってるのがか弱い女の子じゃないから飛び出して助けに行くこともない。

そして戦い終えたとき、オルタが士郎の隣にスッと立つ。この静と動の落差がすごい。

アーチャーVSアサシン

こちらもすごい。アーチャー素早いし敵の動きを察知するのもすごい。そして絶対凛を守るマン。

オルタとバーサーカーの戦いの衝撃からイリヤを守ろうとする士郎。でもこのままだと二人ともやられるというところでアーチャーが二人を助ける。

そして士郎は雑に放り出すのにイリヤは丁寧に降ろすの笑った。

 

凛ちゃんうっかり川に近づいたせいでアーチャーが代わりにアサシンにやられてしまった。うっかり近づかなければ・・・。

そしてアーチャー取り込まれそうになったところで、何か呪文唱えてすごい防御壁みたいの出してみんなを守ったけど、士郎片腕なくなってしまう。そんでアーチャーも限界だったため、このままだと二人とも消えてしまうということで士郎を助けるために自分の腕を移植させる。

これ何でそうしたんだろうと思ったけど、今士郎はセイバーとの契約切れてるから鞘の治癒能力ないから止血しないとダメだからかな。

今までもっと酷い怪我してても治ってたし、セイバーもう退場してるの初めてだから忘れてたわ。

 

いろいろ

しかしアーチャーもバーサーカーもいなくなって味方が誰もいない。

残っているのはライダー、アサシン、あと誰だ。あ、そうか。ライダーとアサシンだけだから臓硯は影を始末するよう士郎に頼んだのか。しかしここまできて味方のサーヴァントいないのって初めてだな。

しかし負かした相手を自分の駒として動かせるって将棋みたい。

 

セイバーもいなくなり、桜と士郎だけの朝食なのに二人ともこっち向いて話しかけてくるので「視聴者参加型かな?」と思ったら視線の先にいたのはライダーでした。

あの格好で衛宮家の食卓にいるのがすごい違和感w

 

イリヤ藤ねえの言葉のおかげで切嗣の気持ちがわかって少しは救われたのではないだろうか。

しかし藤ねえと初対面だったか。タイガー道場やごはんのですっかり仲良しのイメージだったから何か新鮮。

 

PC版もCS版も取り込む

まさしくエロゲのために生まれてきたような桜。凛やセイバーはエロなくても成立するけど、桜ルートはこっちの方がいいと思う。CS版まだやってないけど。

しかし唐突に「私処女じゃないんですよ・・・?」と言ったのにはびっくりしたわw ネタバレでそうだというのは知ってたけど今言うのかと。

 

一番エロいと思ったのは桜が士郎の指舐めるところ。すごい気合入ってたな。

吸血はCS版と知ってたのでそっちのでいくと思ったらPC版要素も出てきて驚いた。え、そっちもやるの?って。

 

約束を胸に、決着をつけに

士郎は桜を守ると決めた。桜が人を殺していると知っても。

聖杯戦争が終わった後の約束をする。桜を見に行こうと。

でも、それは叶わないだろう。そうわかっていても・・・。

 

士郎は桜を殺そうとする。桜が眠っている間に。大勢の人を救うには、そうしなければ。 だが出来なかった。桜の存在は士郎の中で今までの自分を覆す程の大きさになっていた。

桜は、自分の信念を曲げてまで桜の味方になった士郎の行動が嬉しくて、自分にできることをしようと思い臓硯と決着をつけるために間桐の家へ。

 

しかし慎二が余計なことしたばっかりに・・・。

桜も上着置きに部屋に行かなければ。そのまま臓硯に会いに行っていればワンチャンあったかもしれないのに。

 

慎二と桜の関係の歪み

慎二に襲われそうになって、いつもみたいに我慢すればいいと思っていたが、慎二が士郎に自分と桜の関係を言うと言ったところで士郎に知られたくない桜は暴走。慎二を殺してしまう。

死ねばいいと思った。でも突発的な気持ちだっただろう。 確かに憎んではいたけど、優しいときも・・・・・・あったっけ?

いや幼少の頃は、まだ桜に嫉妬していなかった頃は確か優しかったから。

おそらく最初に乱暴されそうになったとき、桜は自分のせいで兄が狂ってしまったと罪悪感を抱いて、だから我慢して受け入れてしまったのではないかと。それがまた慎二は気に食わなかった。

最初のとき、桜が必死に抗って嫌がっていれば、慎二も止めていたかもしれない。でも受け入れられてしまったから。ああそうかよ、そういうつもりならそんな扱いされてもいいよなあ!?俺はお前のせいでこんな惨めな思いしてるんだもんなあ!?お前はそうやって許しを請わなくちゃいけない存在なんだよなあ!!と。

完全に慎二の八つ当たりなのだがそうなってしまったのかも。

 

士郎を避けるようになったのも、もしかしてそういうところを桜と重ねて慎二は嫌いになったのかも。何でひどいことされても受け入れるのか。断ればいいのに。拒絶すればいいのに。自分はそれほどまでに哀れまれてるのかと。もしかしたらそう思っていたのかもしれない。

 

そういや1章で桜は「兄さんは嫌いな人が好き」みたいなこと言ってたけど、士郎だけでなく桜に対しても当てはまるのでは? 今は嫉妬でおかしくなってるけど。でも桜をいじめてるやつがいたら影ながら制裁しているみたいだし。

好きの反対は無関心とも言うしね。相性悪そうな一成とはほとんど話してる記憶ないし。どうでもいい存在にはあまり関わらないのだろう。

 

最後に

桜が慎二を殺してしまって取り乱してしまったのは、やはり憎みきれてないからだと。元はいじわるだけど優しいところもある兄だったから。自分のせいでこうなってしまったから。

桜も慎二のこと好きだったと思う。性格もよく理解していたし、士郎と慎二の仲を取り持とうとしたし。

だからこそ、自分のやったことに驚愕して黒桜になってしまった。まあ今まではメルヘンの中でBANしてたから、ここにきて目の前で現実見てしまったというショックかもしれんが。

 

しかしところどころ士郎の意識がなくなってたシーンあったけど、あれ影に取り込まれてたのかね。最初ループものみたいに時間が巻き戻ったのかと思った。