ドラマ 3年A組 4話感想と考察 あの時は助けてくれて本当にありがとう

冒頭で今までのネタバレ。裏側はこんな風になってたのね。

中尾君は最初からグルってわけではなかった。

しかし後からでも協力してくれるってことはそれだけ納得できる内容だったってことか。

5人は目隠しをして下の階に誘導されて催眠スプレーみたいので眠らされてた。てか目隠しではしご下りるの危ないよ。

 

仲間割れと新たな関係

何かさくらと香帆仲良くなってるような。

香帆は澪奈の真相をるためにさくらと協力することにしたらしい。

 

一方、魚住華ちゃんは小宮山さんたち周りの女子から臭いと言われる。新たないじめのターゲットになるか、と思ったら甲斐の友人の須永君が「お前らもくせえよ」と言う。

みんなお風呂入れてないもんね。しかし2話のときといい、においについて言及されるのはいいね。大体こういうのってスルーされるから。

須永君にかばってもらえたことで自分に惚れていると思った華ちゃん。 「あいつ絶対私に惚れてる。あんなに必死になってかばってきたし」 フォローにきた金沢さんは「別にそんな必死だったわけでもないし・・・」と言うが華ちゃんには届かない。

後の先生と甲斐のバトルのときには須永君の隣にちゃっかりいる華ちゃん。さっそく狙ってきたか。

 

そしてさくらは澪奈が甲斐に助けられた事があると知り、甲斐には何か事情があるのではと思う。歩み寄ろうとするが失敗に終わったとき、唯月はこれで甲斐が何も言わなくなって犠牲者が出たらあんたのせいだからね、と責める。

いや何もしなかったら状況変わらないだろ。何もしなくてもしゃべるんならさっさと話してるでしょ。自分から名乗り出たんだし。

唯月の言葉に華ちゃん反論。 「何もしないあんたたちより茅野ちゃんの方がよっぽど今の状況をどうにかしようと思ってるよ!」

それに同調する河合さん。そして華ちゃんと共にさくらに今までのことを謝り協力してくれることに。香帆にも、反省して澪奈のために動くのなら協力すると。

やったね!仲間が増えたよ。

そしてさくらはさっそく3人に相談する。その様子を面白くないという様子で見つめる唯月。

 

先生のシナリオ

今までの事って甲斐に黒幕を言ってもらうための布石だったのかも。 ただ問い詰めても言わないだろうから、しゃべるように仕向けるために。

真相を知っていた先生。なら何故わざわざこんな回りくどいまねをしたのか。一人ひとり自分のしてきたことを話し、改心させる。救われる。そう思わせるために少しずつ解明するようにしたのではないだろうか。

先生は黒幕が誰か知っていても証拠がなかった。それでは捕まえることができない。だからまずは黒幕を警察で確保してもらって、その後で関わりがあり黒幕の正体を知っている甲斐に証言してもらうことで警察に踏み込んでもらうようにしたのでは。

 

そしてベルムズを壊滅させることも目的だったのではないだろうか。前担任で恋人の相楽文香は警察でベルムズの名を聞いたとき反応していた。父親も。

文香が心を閉ざしたのはベルムズの被害に合ったからかも。先生が暴力を振るったことになってるけど本当はベルムズに振るわれてたとか。被害に合っていたと思われたくないために嘘をついたとか。でもそれだと父親も反応したのはおかしいか。いや父もわかっていたのなら有りか。

 

甲斐は澪奈に嫉妬していた

自分は家庭の事情で夢を諦めたのに、夢に向かう彼女が羨ましかった。 夢を諦めた自分とは対照的で、妬ましかった。

何もかも我慢して、何で自分だけこんなに我慢してなきゃいけないのか。

目の前でさらわれるのは気が引けるが、他人があげた動画ならかまわないと思った。

生活苦からの金欲しさと、澪奈への嫉妬が、あのドーピング疑惑につながった。

まさかそれで自殺までするとは思わなかっただろうが。

 

周りを信じる、助けを求める勇気

確かに甲斐が夢を諦めざるを得なかったのは家庭の事情が大きい。だが、

「誰かにぶつけたか。仲間に、クラスメイトに、教師に。どうしてもダンスがやりたい、誰か助けてくれって。お前はすがったか!」

甲斐は誰にも言わず、自分の中に押さえ込んでいた。

「誰かにすがって何ができる。助けてくれるわけでもない。見捨てられるのがオチじゃねえかよ」

それを聞いて甲斐の友人の石倉がキレる。何故黙っていたのか問い詰める。甲斐は最初から諦めていた。どうしようもないと。

「決め付けんな!金の工面はできなくても、弟たちの面倒ぐらい俺たちだって見れる。俺たちだって!」

「それを、お前は!お前の勝手な考えで見限った」

「俺たち仲間じゃん・・・。俺たち仲間じゃなかったのかよ」

 

甲斐は反省し、先生が黒幕は誰か聞くが答えない。黒幕のことが知られると、家族に危害が及ぶと言われていたから。相手は世間には正体がつかめていない「K」と言う人物。警察も手をこまねいているような状態だ。言ったら報復される。

先生は俺を信じろと言うが答えない。 「人殺しを信じろってのかよ・・・」

「信じてもいいと思うよ」

そのとき、さくらが前のドアから教室に入り込んできた。

「先生は、きっと誰も殺してない」

 

さくらの行動力

さくらは昨日の夜、下から話し声が聞こえていたのに気づいており、香帆、華、河合に協力してもらい教室を抜け出していたのだ。

そして準備室へ行き、ドア越しだが中尾と話す。他のみんなも無事だと。先生は俺たちのためにこんなことをしている。だから信じてほしいと。

その言葉と、先生がベルムズのこと、Kという人物がいることを知っていたこと。 「甲斐、お前は一人じゃない。俺が、必ず何とかする」

そして、やっと正体を話す。「喜志正臣」だと。

 

甲斐は住所を伝える。先生は「聞いてましたか?」と刑事さんに言うが普通電話まで遠くて聞こえないと思う。

喜志を1話で刑事さんが捕まえたのも先生のタレコミっぽい。本当どこまで知ってるのやら。

 

唯月はベルムズのリーダーと繋がりがあるっぽい

「ベルムズ」「喜志正臣」の言葉を聞いて動揺する。

そして喜志と同じペンダントを唯月も持ってた。

喜志が捕まったと聞いたとき「正臣が・・・」とも言っていた。下の名前で呼ぶ関係か。恋人かな。反応からして知らなかったように見えたけどそれだとグループ名聞いて動揺するのおかしいよなあ。

相手が悪いやつらだと知ってて付き合ってたのだろうか。それとも生き別れの兄妹とか。悪いことをしているかもしれないという情報まではつかんでいたとか。そして本当にそうだったんだ・・・という驚きかもしれない。

次から甲斐に「ベルムズの話題が出てからおとなしいじゃん」とか言われたりしてw

 

真相が明かされると思ったら

先生は全てを打ち明けることにした。しかし話そうとした途端先生倒れる。

これ生徒から見たら甲斐が殴りまくったせいだと思いそう。

 

先生には時間が無い。だからこそ、こんな悲しい世界のままではなく、生きやすい世の中に少しでも良くしたい。

自分のため。そんな世の中になってほしいと言う自分の願い。

大騒ぎになって世の中がこの事件に注目して、みんなに考えてほしい。だからこそSNSで大きく話題になってほしい。

自分には明日がないけど、みんなには明日がある。大事な人たちには幸せになって欲しい、という願いが先生の動機かな。

 

最後に

次回先生が倒れたことにより逃げ出そうとする生徒もいるようで。でも中尾君たちはここから出るつもりはない、このまま一緒に立てこもってくれと。

生徒たちが何か探してて何かを見つける。何を見つけたのか。図面とかもいっぱいあったなあ。あのモニターとかあるのは下の階だったのかな。何か秘密基地探索みたいでわくわくする。

SITが1時間で突入してくるらしい。その間に中尾君たちは他の生徒を説得する必要があるのか。人数が減るとインパクトなくなるしね。脱出できる状態になってもあえてしないという方が世間の注目高くなりそう。

 

しかし今回の甲斐見てひぐらし皆殺し編思い出したわ。