まさかのシリアス回。ところどころ笑えるところもあるけどほぼほぼシリアス。
ザベルの死体、歯型でわかったのかよ。調べたやつもエスペランサの息がかかってるな。
キリル悔やんでるのに身代わりだと知ったらどう思うかな。別に恩人ではないからよかったとは思わないか。身代わりの人物がいるんだし怒るだろうな。
そしてザベルは新しいアジトへ。すごい豪華なんだけど。四天王もそろってるねー。バンブーマン以外描写されるんだろうか。2クール目あるの?分割なの?
1クールで終わるならソードマスターヤマトみたいなことになりそう。
復讐のダグ
一人で抱え込んで、大事なことは話さない。
そんなダグを心配するキリル。とてもいい相棒してました。 情報屋に聞いてダグの元相棒のことを調べたり、筆圧からメモの内容読み取ったりと今回とても優秀。
ダグはいつものちょっと抜けたようなところが無く、ピリピリした様子。うかつに近寄れない、拒否してるオーラを放ってる。
淡々としてるというか付け入る隙を与えないというか。感情を殺しているみたいに変に冷静というか。
今回ダグの映ってるところって何か暗いんだよね。曇りだったり夜だったり電気のついてない家の中だったり夜の病院の待合室だったり・・・。
やけに暗さを強調してる。それが今のダグの心を表しているようで。
最後にキリルの言葉で救われた後に映った空はきれいな青空。ここでやっと明るくなった。本当よかった。
グッドルッキング・ジョー
翻訳すると、「顔立ちのよいジョー」 誰だよこれ考えたのw コードネーム考えるのって自分なんだろうか、ボスなんだろうか。いやザベルがボスってことは一部しか知らなさそうな気がするから自分かなあ。
バンブーマンも目印のマークに竹を使ったわけだし、ジョーだってあの性格なら自分でつけそうだな。
バンブーマンは竹好きということか。メイクもあれパンダに似せてるのかもしれない。
名前つけるのが自分なら余ってるアルファベットの中から選ぶのだろうか。そういや強さの順だったら順位変わったら名前変えるの?ってなるからアルファベットの順番て関係ないのかもしれない。
かぶったら「B使いたいんで君改名してね」とか言って応じなければアルファベットをかけて勝負したりとかするんだろうか。
今回のジョーは四天王には及ばないけどその下くらいの力はあったやつなのか。ボスじゃないと扱いきれないとか言われてたし。
しかし本当クズでしたな。あんな理由で殺すなんて。
強そうかと思えば臆病者だし。命乞いみたいなことまでして。四天王ならそんなことしなさそう。
登場したときには後ろの自画像が気になったぞw とんだナルシストだな。
ボスからも相変わらず男前だと言われるだけあって確かに見た目はいい。でもバンブーマンもメイク落としたらイケメンな感じするわ。
パット・モリーノ(パトリシア・モリーノ)
靴磨きの情報屋。てっきり大人かと思ったら12歳の女の子だったとは・・・。
全身に13発ってね・・・。
しかもその原因が靴墨の色を間違えたってだけで。
生きていたらキリルと同い年か・・・。だからこそダグはキリルを可愛がってるのかもな。
ダグが言ってた通りキリルとパット気が合いそうな感じする。
パットがダグに与えた影響は大きいね。護身用の銃をこっそり渡そうとしたら警察がルールを守らないなんてダメ、と言われてからルールを大事にするようになった。
そしてパットの死をきっかけに、エスペランサや貧困や格差を憎むようになった。
貧困じゃなかったら情報屋なんて危ないことをしないで済んで、殺されるようなこともなかっただろう。 格差がなければ靴磨きだと下に見られ、あんな殺され方もされなかっただろう。
ジョーに聞くまでは何で殺されたのかわからなかったからね。
キリルにはミラや爺さんがいたからまだよかったけど、身寄りのいなかったパットは一人で生きていくために危険なこともしないといけなかった。キリルも2話でもしかしたら自分もアンセムを売る側になっていたかもしれないと言ってたしね。
ダグの本心は・・・
ダグは本当は殺そうとする気だったんだよな。銃が暴発したから叶わなかっただけで。そのときに我に返ったのか、手を怪我したから撃てなくなっただけか。
あの表情見てたら、やりきれなかった、ていう感じに見えた。
でもキリルの「相棒は復讐なんて望んでいなかった。だから暴発したんだろ?」という言葉に救われた。パトリシアならそう言うだろうと思えたから。
このときに、やっとダグの心は救われた。憑き物が落ちたような表情になった。
ここのダグ視点のキリルが神々しい。
今までダグの周り暗かったのにいきなりのキラキラ明るいキリル。本当一気に晴れ渡ったって感じがする。
最後に
パトリシアが12歳と知ったとき、何でお墓に酒なんだよwと思ったけど、今生きてたら20歳だからか。
そして晴れ渡ってからのお墓参りには、「女の子ならこっちのほうがいいだろうって俺の相棒が」とぬいぐるみも置いていく。
ダグは死んだ子の年を数えてしまっていて、キリルは亡くなった当時の12歳の女の子として見ていた。
最後にぬいぐるみと共に置かれていた、酒の中に入れられた一輪の花。
花瓶の水のように見立てて小さな花を一輪入れたことによって、大人になった彼女ではなく、当時の少女に向けたものとして見える。
ダグはやっとパトリシアの死を受け入れられるようになったのではないだろうか。