ひぐらしのなく頃に業20話 郷壊し編其の3の感想と考察

大人になっても子供の頃のように遊べる仲間がいるってのはいいですね。

てか悟史生きてるって知ってるの詩音ちゃんだけだっけ。今回も全く話題出てないし。心配かけないように全回復するまで黙ってるよう悟史が言ってるのかな。

そんで悟史の看病は詩音ちゃんがしてると。出番ないし。

 

沙都子の後悔

どうやってあの位置のシャンデリアにトラップ仕込めたんだよwタライもどっから調達したんだ。

一般人も歩くのにそんなの仕掛けるなよ。梨花ちゃん一人じゃないんだから「え?」じゃねーよ。

 

そしてバレて独房に放り込まれる。てか何でお嬢様学校にあんな独房があるんだw

昔のように嫌だ嫌だ言うところは子供の頃の沙都子まんまだった。本当声優さんすごい。

ここの沙都子の描写は子供のまま成長していない、というのを表しているんだろうな。

 

しかしここで何かあるかと思ったが普通に出てきて何もなかったので、今後回収されるのだろう。先生に言ったのは梨花ちゃんだと。

梨花ちゃんは知らないので否定、もしくは後から取り巻きから聞いて知ってるかもしれんが梨花ちゃんは言ってないので否定する。

でも沙都子は梨花ちゃんが嘘をついてると思って聞く耳持たなそう。まあトラップ使いのこと話してるとは思わないよな。

 

同窓会

梨花ちゃん雛見沢では昔のようにしゃべってる。単に外と内を使い分けてただけか。

私服みんな似合ってるけど、圭一のは何か笑ったwでも時代を考えると流行のファッションか。

沙都子は制服時は胸に目がいきがちだが私服だとお尻に目が行く。いい尻だ。本当プロポーション抜群になったな。

しかし業になってから圭一とレナのツーショットが多い気が。今回学校で出迎えたとこなんて夫婦かと思った。私が圭レナ派だからそう見えるのかもしれんが、嬉しいですね。

 

今回同窓会を開いたのは雛見沢分校が取り壊されるからなんだろうなあ。

そんな時にも呼ばれない詩音ちゃん。

今回エンジェルモートに行こうとしたときも「詩音も呼んでさ」と言ってたし、元々詩音ちゃんと落ち合う予定ではなかった。

たぶんこっちの詩音ちゃんは沙都子とべったりじゃないから遠くから見守る感じで、あんま接点なさそう。

皆殺し編が理想的過ぎたんだよ。皆殺し編でうまくいってたら、詩音ちゃんに相談して惨劇を回避できてたかもしれないのに・・・!

 

変わりゆく村

昔を懐かしみ村を歩く沙都子。しかし自分の知っている風景が少しずつ変わっていくことに気づく。

梨花ちゃんと一緒に暮らしてた家も潰れて・・・って高校卒業したら帰る場所なくなってるじゃん。

北条家に住むんだろうか。あの家も人住んでないけど大丈夫?

 

神社も管理する者が誰もいなくなって手入れされなくなり、神気がなくなって邪悪なものが宿るようになって羽入闇落ちしたのだろうか。

今回で沙都子がカケラ空間に行ってフェザリーヌと会ったけど、何か想像してたフェザリーヌと違うw下からのアングルだからだろうか。

うみねこアニメではフェザリーヌ出てたっけ?覚えとらん。

 

ここでフェザリーヌがやり直す力を与えるのかな。でもここでループはないだろう。一旦持ち帰り案件。

そしてルチーアに戻って何かあってループの始まりか。

トラップの告げ口の回収まだだし、ループ前での言い合いのときにあるかな。それともループ沙都子を説得して解決しそうになったときに、フェザリーヌが沙都子を揺さぶるときに使うか。

 

梨花ちゃんの気持ち

今回で梨花ちゃんも沙都子の事想ってることがわかってよかった。

沙都子ならやれると信じていたから待っていたのね。

 

校門前で魅音待ってるとき気まずそうに見えたのは、沙都子と話すの久しぶり過ぎて緊張してたのかも。

でも魅音が話題を振ってくれたり懐かしい雛見沢に着いて当時のノリを思い出し、前のように話せるようになったのだろう。

 

梨花ちゃんがルチーアであまり沙都子と関わろうとしなかったのは、「今は沙都子は頑張り時。せっかく勉強に集中しようとしてるのに邪魔しちゃいけない。遊びに誘いたいけど我慢しなきゃ」というところかな。

今は調子が悪いだけだから、戻ってきたときの居場所を作ろうとしてお嬢様たちとサロン行ったりしてるのかも。

戻って来れても時期的にもうグループ出来てるから途中からは入りにくいし。でもそのとき自分がいるグループに沙都子を誘ったら途中でも入りやすいんじゃと考えたのかも。

 

梨花ちゃんは信じていた。沙都子ならやれると。だから安心して待っていた。早く沙都子と一緒に過ごしたいと思いながら。

ルチーアでの立ち振る舞いを覚えるよう言ったのも、成績が戻ってもみんなの印象が悪ければルチーアでの生活が苦しくなるから。

「あなたのために言ってるのよ」も最初は上から目線に思ったけど、本当に沙都子のためを思って言っていた。

 

梨花ちゃんも大概沙都子のこと好きだよな。

トラップ使いなんて一般の子たちに言ってもポカーンとなるだけなのに、気にせず沙都子はすごいんだぞアピールをしているところは二人の世界に見えた。

 

しかしいつまで経っても成績が改善しないので「何で勉強に身が入らないの?沙都子は私と一緒にいたくないの?」とか言ったらヤバいな。

沙都子が本気になれば自分より上手に出来るのにそうしないのは「別にそこまで一緒にいたいと思って無いから」と梨花ちゃん思うかも。それで沙都子キレる?

 

こういうことかな

二人の今の考えはこうだと思う。

一緒に外の世界に出て、色んなものを見て共に成長したい梨花ちゃん。 一緒に居心地のいい内の世界にこもって、共に変わらずにいて欲しい沙都子。

 

今作は繰り返す世界から抜け出せた物語の続き。それは進まない時が終わり、前へ動き出したいうこと。進めば変わらざるを得ない。

慣れ親しんだ世界に別れを告げ、新しい世界に飛び込む。子供から大人へ。

その変化を受け入れることが今作のテーマなのでは。

高校生にしたのも、最後の子供時代を表していたと。高校卒業したら大人の仲間入りってイメージだし。

 

最終回はこう?

沙都子は梨花ちゃんと一緒に意識不明の状態で共にループを繰り返していた。騙し編はフェザリーヌが見せた夢で意識を取り戻したら元の世界に戻ってる、とか。賽殺し編のように。

今回の「お店で待ってるわ」「ええ、待っててくださいまし」のやり取りはルチーアでの二人の状態に掛けてた?

それなら最終回で同じセリフが出てくるかも。梨花ちゃんは沙都子が這い上がってくるのを待ってる。沙都子はその信頼に応えるように勉強を頑張る。信じて待ってくれてる人がいるから。

そして成績を挽回し普通クラスに戻り先生もびっくり。晴れて梨花ちゃんと共に学園生活を送る沙都子。そして一緒に卒業式を迎える。

子供から大人へ。懐かしいメンバーと一緒の大学に行くことも可能だったが、一緒に居なくても、別の道を歩んでも心は繋がっていることを知っている。だからみんなと離れても大丈夫。

自分の選んだ道を進む沙都子の顔は、一人になっても晴れやかだった。という結末かな。

 

最後に

いやあ梨花ちゃんも沙都子のことをちゃんと思ってることがわかってよかったよかった。これで安心して見れるわ。

 

しかし前作のテーマである「仲間を信じる」が裏目に出てるのは皮肉だね。

梨花ちゃんも沙都子も相手が自分と同じ考えだと信じたからすれ違った。

あれ?もしかして「信じたら裏切られる」ということが騙し編に影響してる?