「父ちゃん」「お母さん」呼びなのが何かいいね。
スバルのお母さんエミリアに似てた。ツリ目とか天然なところとか。これでエミリアへの気持ちが呪いなんじゃないかという懸念が少し減ったのでよかった。
好きな異性のタイプって親と似ているってよく聞くからね。
スバルのコンプレックス
どうやら父親は優秀な人らしい。優秀な親を持つと子供は苦労するということか。
周りの人は別に悪気なく「さすがあの人の子供だ」と言っていたのだろう。
小さい頃は割と何でも出来たスバルだったが、成長するにつれて周りとの差が出来始める。そのとき「なにくそ!」と頑張るのではなく、諦めて友達といかに盛り上がるかの方にシフトしていく。
それはそれで間違いではないんだけど、周りの子たちはだんだんと離れていった。
まああのやんちゃぶりを見たらわかるわ。どんどんエスカレートしていって危険なことや迷惑なことをやっていってたら親としたら「もうスバルくんと遊んだらダメ!」となるわ。それでみんな離れていったんじゃないか?
そんでスバルと遊んでたら親に怒られるから絡まなくなってそのまま・・・て感じなんだろうなあ。
しかし中学生ならまだわかるけど高校生になっても小学生のノリだったら男子からもウゼーと思われてもしょうがないか・・・。
中学の頃は目立たないように何とかやり過ごしたらしいから、小学校のまま時が止まってしまってたんだろう。
まあこれらも優秀な父親に恥じない息子でありたい、と思ったからなんだろうな。勉強も運動もダメなら人望で、と思ったがやりすぎてしまった。
負けないように努力していれば違ったんだろうけど、苦労しなくてもある程度のことは出来たから必死に努力する、というのが身についてなかったんだろう。
しかし道路や壁に落書きしたり勝手にプールに侵入したりしたのは、スバルの両親に苦情いったりしなかったのか?ちょっと度を越えてるわ。ユーチューバーだったら確実に炎上してる。
スバルの父親
「たまの休み」「さすがあの人の子供だ」の発言や、街を歩くと色んな人に声かけられるし、スバルがコンプレックスを感じるほどなので、優秀で人望があったのだろう。
おじいさんは子供の頃から知ってるみたいな口ぶりだったし、昔からこの辺に住んでるのかな。
でも父親がどう優秀な人なのか描かれていないから、どうしてそこまでスバルが追い詰められてるのかがよくわからなかった。
すごい人なんだろうなあ、とぼんやりしたことしかわからんかったな。そこがちょっとな。
でもこんなにも両親と仲いいのに何で今までちっとも思い出さなかったんだよ!と思ったが、スバルは出来の悪い自分に嫌気がさしていたようだし、無意識のうちに思い出さないようにしていたのかもしれない。
両親が好きだからこそ、優秀な親から何でこんな不出来な自分が生まれたのか、と。兄弟がいたらまた違ったのかもだけど、一人息子だから余計に。
こんな自分はあの両親にはふさわしくない、と思っていたから異世界に来た時は、やっと優秀な親から「出来の悪い息子」がいなくなった、とホッとしたのかも。
そして自分や親のことを知らない異世界で、自分の居場所を見つけようと思ったのかもしれない。
そう、ゼロから始めようと。
死に戻りの能力
そんな諦めグセのついてたスバルに何の因果か、諦めることを許さない死に戻りの能力が備わる。
これはサテラがスバルを気に入ったから、誇れる自分になれるようにと与えてくれた贈り物だろうか。スパルタだが。
そして母親からの最後の言葉は、私もスバルと同じく「終わりよければ全てよし」だと思ったが、宿題と言ってたので今後につながるのかな、と。
この先死に戻りに躊躇がなくなるらしいから、それを引き留めてくれるのがこの母の言葉なのかな。
みんなが覚えていないからといって、辛い思いをしていいわけではない、辛い思いをさせていいわけではない、終わりに至るまでの出来事も気持ちも同じくらい大事だと。
最後に
やっとEDの映像が。ラムのあんな笑顔は4章で見ることができるのだろうか。色が変わった時、表情と色で本当に双子なんだなあと改めて思い出させる。レムにしか見えん。
しかしこれ1期のときのようにEDはあってないようなものになるのだろうな。1期リアタイのときもそうだったのだろう。
もう2期始まって4話だというのにOPとED1回ずつしか見れてないんだけど。CMもまた無かったし。でも出来るだけカットする部分を少なくしようとしてくれてるのは嬉しいですね。