リゼロ2期46話感想 それぞれの戦い、動き出すとき

フレデリカはペトラを逃がすために、レムがターゲットになってないのを聞き出したのか。そしてそれにペトラは気づいたのか。コメ見ないとわからんかった。

しかしフレデリカのファイティングポーズが何か可愛いw

 

それからエミリアが不安そうなラムの手をずっと握ってるのいいな。弱弱しいラムと頼もしいエミリアというのがいつもと違って良い。

しかし相手に理想の姿を見ているとか、変化を受け入れられないとか、微妙にひぐらしと被るなw

 

ラムの願い

ラムとロズワールが戦うことになるとは。

てっきりラムも屋敷に行くかと思ったからこれには驚いた。

でも何で叡智の書を持ってる状態のロズワールじゃないとダメなんだろう。

しかし鬼の村滅ぼしたのロズワールかよwと思ったけど「一員」じゃなくて「一因」みたいですね。

文字だとわかるけど音だとわかりにくいんだから、ここはアニメスタッフが言い回し変えたりしないと。「一因」じゃないといけないわけでもないだろうし。

 

この戦いは楽しみですね。そしてやっとパックの有能な姿が見れるのか。

ロズワールは過去に囚われて今を見ていないから、ラムの気持ちに気づかないんだろう。過去への妄執から目を覚まさせようとするラムは、姫を救いに来た王子様のようだw

最初はラムもロズワールのことを憎んでいたのかもしれない。今回のロズワールの話だとラムは感づいてるようだし。

でもだんだん惹かれていったのだろう。一緒に過ごすうちにロズワールのことをよく知るようになって。

 

しかし何でオットーはラムの本当の願いを知ってたのか。てか協力持ち掛けたのはいつのことだ。今までにもラムが協力してくれたときがあったけど。

 

ラムはエミリアが試練突破してなくても協力する価値があると思ってたのか。まあ目的は変わらないしな。心の底から仕えるかどうかってだけで。

しかしどんな願い事なんだと思ったが、結局当初と変わらないってのがなあ・・・。新たな内容だと思ったのに。

エミリアが王座に就くための理由を強固にするという事と、ラムが真に仲間になる、ということなんだろうけども。

こういうのって最初の目的に迷いが出たときや、諦めようとしたときに言われる方がグッとくると思うんだが。

 

結界

4章で結界というのは大きな意味を持っていて、ガーフ=結界、というイメージだったので、実は通れました~ってやられると一気に白ける。

今までのは何だったんだよ・・・。

ガーフさえ攻略できればエミリア試練突破しなくても何とかなりそうじゃん。現に試練突破しないと屋敷に救助行けない、ってあんだけ悩んでたのに行けるし。

何だかなあ。

 

閉じ込められた亜人(ガーフ)たちを結界から解き放つ、というのが聖域での目的だと思ってたが、今回の見ると結界って物理と心理、両方の意味を持つんじゃないかと。

4章では仲間たちの過去がメインだし。

スバル、エミリア、ラム、ロズワール、ガーフ、リューズ、ベティ、オットーと次から次へと。

エミリア陣営を強固にするために、みんなの過去を描いて「こういうことだったんだよーそこから過去を乗り越えてみんな強くなって本当の仲間になるんだよー」というものだろうけど。

別に一気にやることないじゃん、他の章に分けてもいいだろ。と思ってたが、今回の見て結界について考えてたら、4章で問題となってる結界って物理的なものというか心理的な結界がメインだったんじゃないか、と。

それなら他の章に分けずに4章内で納めなければというのはわかる。

過去に囚われていたキャラばかりだし。それを乗り越えて結界を打ち破る、というものかなと。試練の内容も思い返せば心理面に関するものだし。

 

そしてクオーターだから出られるってのだったら400年程経ってるんだから血は薄まってみんな出られそう。ハーフじゃないといけないんだったら定期的に亜人連れてこないとどんどん薄まるだろ。

みんな出られないと思い込んでたから出られなかった。「勇気を出して変えようと思えば、出ようと思えば出られるんだよ!」ということになるんだろうなと思う。

住民たちに物理的な結界の効果はなく、心理的なものだったと。

だから結界から出ようとした者はどうなるのかっていう描写が無かった。見えない壁に阻まれて出られないのか、何かダメージ受けるから出られないのかわからなかったけど、描くに描けなかったのか。

ということで、今たぶん出られないのはハーフのエミリアだけだろう。だからもしものときのためにフレデリカは輝石を渡した。それがあれば出ようと思えば出られるから。

そもそも輝石も誰がどうして用意できたんだと思ってたのよね。出られる手段があるのなら、ハーフじゃない人連れてきて何度か往復してもらって一人ずつ出すことだって出来るはずだし。

輝石があろうがなかろうが、結局は出る派も出ない派も本気で出ようとしなかったということ。

ガーフが来てからはガーフが番人になって出ようと思ったら邪魔されそうだけど、それまでも誰も出ようとはしなかったのかとは思うが。

400年もあるんだから一人くらいチャレンジャーなやつがいてもおかしくないだろうに。相互監視して動けなかったのか?

 

4章の評価が分かれる理由?

全てが「心理的な結界からの解放」に集約するとしたら、仲間たちの過去話を4章内で収めようとしてるのには納得がいく。

そして最後の方にラムVSロズワール、屋敷での戦い、など見どころのある戦闘で畳みかける。ベティをも解放して、ウサギ討伐に駆けつける。たぶんそこにはみんな集合してるだろう。バラバラだったエミリア陣営が一つに集まる。

4章が人気あるのはこれらだろう。ジェットコースターのように一気に畳みかける戦闘、結界の種明かし。そこにカタルシスを感じるのだろう。

 

でもだからと言って手放しで面白いという評価は出来ない。

「実はそういうことだった」てのはいいんだけど、そこまでの道のりがモヤっとする。魅せ方の問題だろうか。

そこに至るまでに何度も心折られてしまい、夢中になっていた頃には戻れていないのよ。

たぶんこういうことなんだろうな、と思っても「あ、そういうこと・・・」くらいのテンションにしかならない。

感情が動かないのよ。頭ではわかるけど感情が盛り上がらない。確かに次回は面白くなりそうだな、この先は面白い展開が続くんだろうな、と思うが1期のように心が動かない。

 

そこに至るまでの過程がね。もうちょっとどうにかならんかったんか。

一つ一つのエピソードはいいと思う。でも魅せ方と言うか・・・何といったらいいか。

例えば、スマホいじりながらTV見てる最中にご飯食べてる感じ?どれも中途半端というか、今やってること頭に残る?というか。やってることがあっちこっちにいってるというか・・・。

良くするにはここをこうしたらよかったんじゃ、というのは考えたが「心理的な結界からの解放」が当たってるならどこを変えたらいいのかわからない。

いらんだろと思ったとこも「心理的な結界からの解放」というのならどのキャラの過去も外せないだろうし。ここにつなげるにはここのシーンないとなあってのもあるだろうし。どこをどう組み合わせればいいのか・・・。大分内容忘れてるってのもあるけど。

まあオットーは無くてもよかったんじゃとは思うが。3章で救われているわけだし。スバルに既に救われて一足先に「心理的な結界からの解放」を遂げた男が4章打破の鍵となる、というものだろうし。家族エピはそれを補完するもの。

 

全面的に面白いと思えるよう変えるとしたらもう大幅に改変しないと無理なんじゃないかと思う。最後がよくてもその途中がつまんなかったらやっぱつまんない。でもやろうとしてる内容はいいと思う。魅せ方がうまくなかった。

 

まあ散々色々書いたけど、この内容が当たってるって確定したわけじゃないんだよな。違ってたらこいつ長々と何書いてんだっていうw

 

最後に

でもやっぱりガーフが実は最初から出られましたってのにはして欲しくなかった。

あんだけ引っ張ってそれぇ!?と思ったもん。

でも私が思ったのが当たってるなら、そうならざるを得ないのでどうしようもないんだよな・・・。

 

あれ?てかクオーターは出られるってガーフもフレデリカも知ってるってことは他の住民も知ってるのだろうか。それなら出たい派は今ハーフだから出られないのか?

そうじゃなきゃ出たいやつは出られるからなあ。ガーフが番人やる前とか。今はガーフが外に逃がしてくれないから今いる人たちは出られないのか。

てかもう考えすぎて疲れた・・・。