機動戦士ガンダム水星の魔女 2期が始まる前に!スレッタとエリーの考察

アニメだけ見ての考察です。小説で水星での生活のことが描かれていたようですが、見てないので知りません。

あと色々とっ散らかって見難いと思いますが、ご了承ください。

 

精神の幼さ

1期の最終回をリアルタイムで見たときは時間が合わなく途中から見始めたので、スレッタの「やめなさい!」を見たときはサイコパスだと思った。(ある意味ミオリネと同じ目線)

でもその前にちゃんと人の死にビビってたなら話は違う。「やめなさい!」のシーンの印象が変わった。

あまりにも子供じみていた。

まるでいけないことをしたからお仕置きしたように見える。

思えば今までもスレッタの精神が幼いように見えることはままあった。

1話でのグエルへのおしりぺんぺんだって、あの年齢で同い年くらいの男子にするか?

あの時はギャグとして笑って見ていたが、思い返せば「悪いことしたらおしりぺんぺん」という発想自体子供のようだ。

 

スレッタは辺境育ちで世間に疎く同世代との接触も乏しかったため子供っぽく純粋なのだ、と視聴者に印象付けていたが、いくら純粋さを出すためといってもよく考えてみればおかしかったのだ。

 

株式会社ガンダムを作った後、ミオリネと一緒に母の元へエアリアルについて聞きに行った時も、「お母さんがそう言うんだから」という風にスレッタは信じていた。

これは、子供にとって親の言う事は絶対。親の言う事は正しい、というものに似ている。

そう、幼い子供のように。

 

エリーの年齢で考えればまだ4歳。おしりぺんぺんの発想だっておかしくない。このくらいの年齢なら世界の大部分は親が占めている。子供にとって親は正しいことを言って導いてくれる存在。この世のお手本なのだ。

だからお母さんが言うのなら、それが正しい。

最初は怖くて不安でも、大丈夫だと力強く肯定してくれるのなら、安心して一歩を踏み出せる。そうやって子供は一つ一つ新たな世界に飛び込んでいくものだ。

大丈夫。だってお母さんが言うのだから。

 

予想

私の考えでは、スレッタはエリーの器としての存在なのではないかと。

スレッタはエリーのクローン、エリーの意識はエアリアルに取り込まれてて、パーメットスコアが高くなるほどシンクロ率が高まって最終的にはスレッタと精神が融合する、又は乗っ取る形になるとか。

それをもって「エリーが生き返る」ということになるとすれば、プロスペラが協力してるのもうなずけるかなと。

 

まあエリーが最初に乗った機体とエアリアルは違うっぽいからよくわからんけど、一応こういう考えで話を進めていきます。

 

呪いに耐えうる体

エリーは0話の後どのくらい生きてたかはわからないが、命を落としたのだと思う。水星の環境についていけなかったとか、いくら適性があったといってもガンダムに乗ったことによって体に負担がかかったとかで。

エルノラは仲間も夫も、最後の生き残りであるエリーをも失い絶望する。

しかしエリーがガンダムに選ばれた存在ということをどこかで誰かが知り、その機関がクワイエットゼロの話をエルノラに持ち掛ける。

そうしてエリーの意識がエアリアルに移ったり、適性する体を得るためにガンダムに選ばれたエリーの細胞からクローンを作りだしたり~とかかと。

持ちかけたどこかの誰かがいるとしたら、2期の新キャラとかで出てくるかなと。

 

 

ガンダムに選ばれたエリーの存在により、「もしかしたら子供の方が適性があるのでは?」ということで辺境の水星の子供たちが実験台にされていたのかもしれない。

そして後に他のとこも子供を使って強化人士を作り出すようになったとか。

0話では環境もあったと思うけど大人しかガンダムに乗ってなかったと思うし。

 

最初からガンダムに選ばれたエリーの体を求めてクローンを作り出したのか、実験に失敗続きだったから成功例のエリーのクローンを作ろうとしたのか。

前者だったらエアリアルの中にいる複数の子供は水星の子供ではなく、失敗したエリーのクローンたちだったという可能性も。

でも声とか違ったと思うからやっぱクローンではなく水星の子供たちが実験台にされた方がありそうかな。

どっちにしてもスレッタという成功例が出来るまでに時間がかかったから、プロローグのときから年月が結構経ってるのかなと。

 

 

エリーの細胞はエルノラがとっていたか、どこかの機関が秘密裏に確保していたか。病院と繋がってたり。

一応エルノラたちはガンダムを開発していたので粛清される対象だったわけだから、それを保護してくれた人や機関があるわけで。ガンダムに乗って逃亡してたのなら経緯とか聞いただろうし。追われている人を匿うにはそれだけの理由があるだろうしね。

そのときにエリーの細胞を一部とって保存していたとか。病院だったら検査とか怪しまれない名目でいけるだろうし。

 

エリーのクローン化を最初からエルノラが協力しているわけでなかったら、途中で実験について知って怒るも「エリーが生き返る可能性」を示されて協力するようになったとかかな。

 

意識の融合

スレッタの精神が幼いのはその方が都合がいいからか、エリーの精神年齢と剥離しない方が融合しやすいとかでそういう風に仕向けているのか、単に同年齢の子たちとの経験が少ないからなのか。

 

スレッタはエアリアルの中でよく会話しているみたいだし、エリーもスレッタの気持ちや経験を共有していることになるのかなと。

いざ二人の意識が融合することになっても遜色ないように。

 

そして融合の片鱗が「やめなさい!」のとこかなと。

子供って平気で虫潰したりするし。大人になると生き物を無暗に殺したりはしなくなるけど(害虫は除く)子供って結構残酷にやったりするし。

ミオリネに危害を加えようとしていたから「悪いことしたら叩いてお仕置き」という感覚でやったのかもしれない。おしりぺんぺんのように。

それに子供って力加減とか出来ないし、視野も狭い。止めようとするのなら潰すのではなく両者の間に手を置いて塞ぐことも出来たはず。でも幼い子供だから単純に悪い奴を叩くという発想みたいな。

 

 

スレッタはエアリアルを介しエリーと会話できるけど、スレッタにしか声は聞こえてないんじゃないかと思ってる。だからエリーとスレッタが融合した時、やっとプロスペラはエリーと再び会話が出来るようになるんじゃないかと。

あ、でもエランは子供たちの笑い声聞いてたな。まあでも戦闘中でさらに特殊な時でないと聞けないのなら普段は聞こえないってことだからまあ。

 

 

プロスペラはスレッタを融合しようとしてるけど、エリーはそんなこと知らないんじゃないかなと思う。

でも何かのきっかけで気づいたエリーが反乱を起こし、2期のティザービジュアル(勇ましいミオリネがスレッタに手を伸ばしてる絵)みたいにエリー(エアリアル)とミオリネが協力する感じになるとか。

まあ後から出たキービジュでは落ちていくミオリネに他のみんなが手を伸ばす絵柄だったから違うかもだが。

でもどっちの絵も手を伸ばしてるのは何かあるのかね。スレッタだけでなく他のキャラたちも手を伸ばしてるし。

それよりエアリアルがいるのがどっちの絵もミオリネの方ってのが意味としては大きいな。やっぱミオリネとエアリアルが同じ目的で動く感じ?

 

妄想

ミオリネとエアリアルが協力というかスレッタのために動くってのは元々1話見たときに最終回の妄想してたときに思ってたので、2期のティザービジュアル見たときは驚きましたね。マジでそうなるのか!?と。

妄想してた時はエアリアル自体に意識があるのかと思ってたし(エリー=スレッタだと思ってたし)エアリアルは女の子だと思ってた。

 

最終回の妄想と言ってもそのワンシーンだけだけどね。

エアリアルが「私はここにいてはいけない存在・・・ガンダムは宇宙に消えるべきなの」と一人宇宙に消えゆくのをスレッタが止めるために追いかけようとするも、それをミオリネが止めるっての。

エアリアルが「もうあの子には私がいなくても大丈夫。だってもう私以外に大事に想ってくれる人がいるもの・・・」とスレッタをミオリネに託して宇宙の彼方に消える、ての妄想してた。

ここに至るまでにミオリネに嫉妬してたという妄想もw

「幼い頃から一緒に居てスレッタを一番理解して一番近くにいたのは私よ!」と。百合ものと思ってたし。親友であり姉妹であり母親みたいな感情持ってたとか。

それでも最後には二人の仲を認め、全ての戦いが終わったあとに自分が消えることを選ぶ。

ガンダムがあるから争いは起こる。自分がいればスレッタを危険な目にあわせてしまうからと。

 

1話のときは他のガンダムが出てくるとは思って無かったので、エアリアルさえいなくればガンダムを巡る争いはなくなるのかなと。

 

最後に

潰すとこが「ミオリネさん!」だったら必死になって勢い余ってやってしまった、と思っただろうが「いけません!」だからね。

悪いことしようとしてるから叱ってる、という場違い感があった。

パーメットスコアが上がるほどに精神が子供になって母親の言うことを聞きやすくなってるのかも。1の頃は本当にまだ幼かったからおかしく見えなかったとか。

でも他に子供のいない環境で育ったことと、パーメットスコアが上がるほどに4歳のエリーの意識とのシンクロが高まっていったのが、スレッタの幼さの原因ではないかと。

本来は年齢と共に精神が成長していくのに、比例してエリーとのコンタクトも増えているので、精神の成長が3歩進んで2歩下がるみたいな。

 

 

ある意味エリーはGUNDの成功例なのかもしれない。

肉体が滅びても精神は生きている。元々GUNDは『宇宙への適応を視野に入れた身体拡張技術』なわけだし。

でもプロスペラはエリーの声が聞こえないので受け入れられず、ガンダムからエリーの意識を取り戻し、スレッタの体に移そうとしてるのかと。エアリアルがエリーの意識を取り込んだように。

もしエリーが生きていたらこんな風に成長して、こんな風に学園で過ごして・・・というのをスレッタにやらせたのだろう。意識が融合すれば、スレッタとプロスペラが一緒に過ごした時間も、エリーとエルノラが過ごした時間になるのだから。

 

 

は~~、やっと書けた。

もっとちゃんと上手くまとめられたらよかったが疲れた。時間も無いし。

でも一応2期始まる前に書き終わってよかった。

 

 

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